株式会社アスカラボ(本社:東京都目黒区、代表取締役:角田哲也、以下アスカラボ)は、セイコーエプソン株式会社(本社:長野県諏訪市、社長:碓井 稔、以下エプソン)から発売される新型スマートグラス「MOVERIO BT-200」を用いて、石舞台古墳の築造過程を紹介する実証実験を、明日香村で2月22日から3月2日まで※実施します。
実証実験の概要
- 名称:石舞台古墳バーチャルガイド実証実験
- ⽇程:2014年2⽉22⽇(土)~3⽉2⽇(日) スマートグラスの貸し出しは土日のみ※1
- 時間:9:00〜16:30
- 場所:⽯舞台古墳(奈良県高市郡明日香村島庄)
- 料⾦:無料
- 主催:明⽇⾹村
- 協⼒:
- 明⽇⾹村地域振興公社(運営サポート)
- 東京大学池内・大石研究室(CGモデル提供)
- 株式会社アスカラボ(アプリ開発・コンテンツ制作)
- セイコーエプソン株式会社(スマートグラス「MOVERIO」提供)
※スマートグラスの貸し出しは、期間中の土日 (2/22、2/23、3/1、3/2) のみになるため、平日はスマートグラスによる古墳バーチャルガイドは体験いただけません。期間中の全日程で、タブレット端末による古墳バーチャルガイドは体験いただけます。貸し出し数の制限上、ご希望に沿えない可能性がございます。
実施内容・特徴
明日香村・東京大学・アスカラボは、複合現実感(Mixed Reality)技術を用いて古代飛鳥京を復元する、「バーチャル飛鳥京」プロジェクトに取り組んでいます。今回の実証実験では、エプソンから提供される、小型・軽量、両眼シースルー型のスマートグラス「MOVERIO BT-200」を用いて、石舞台古墳の築造過程を迫力の3D映像、パノラマ映像でわかりやすく解説するガイドサービスの実証実験を行います。スマートグラスをかけ、遺跡内に用意されたマーカー画像を発見すると、石舞台古墳にちなむ3種類のCGキャラクターがAR(拡張現実感)機能によって登場します。現在の古墳の景観上に合成表示されるキャラクター達によって、墳丘や石室がどのように築造されたかという説明を受けることができます。いくつかの場面では、シースルー・ハンズフリーで各種センサーを搭載したスマートグラスの機能を活かし、迫力の3D映像や、360度視点のパノラマ映像をご体験いただくことが可能です。今回の実証実験の結果をもとに、今後のスマートグラスを用いた遺跡ガイドサービスの実用化・常設展示について検討を行っていく予定です。